体調が悪くなったときの対処法

せっかくの海外旅行で体調が悪くなってしまったら、楽しめないだけでなく、とても心細い思いをします。まずはそのようなことが起こらないように、事前に十分に体調を整え、特に移動日の前はしっかり睡眠をとっておきたいものです。しかし、それでも体調を壊してしまうことはあります。そのようなときにどのように対処するか考えておくのは大事なことです。

まず、風邪薬や痛み止め、胃腸薬といった基本的な薬は日本から持っていきましょう。手元にあると安心です。そして、行先で流行っている病気があれば、事前に予防できるのであれば予防法と、その病気の症状を見て、治療法を確認しておきましょう。

実際に体調が悪くなってしまった場合、まず、冷静に体調を判断することが必要です。国によっては医療機関が十分に信用できないこともあるものです。自分で対応できる程度であれば、そうした方が安全な場合もあります。ただの疲れや風邪などであれば日本から持ってきた薬などを飲み、様子を見るのが良いでしょう。

しかし、高熱が続いたり、おかしな症状だったりするときには、ホテルなどで信頼できる(できれば英語が通じる先生のいる)医療機関を紹介してもらうのが良いでしょう。その際、薬のアレルギーや持病がある場合には、必ず事前にしっかり伝えてください。もし、英語の通じる医療機関がわからない場合、観光地であればホテルなどに英語ができる人はいるはずなので、一緒に来てもらえないか頼んでみても良いと思います。もし現地の言葉で自分が対応しなければいけないのであれば、辞書を持っていくか事前に症状などの言葉を調べていくのが良いでしょう。ちなみに、海外の病院が検索できる「海外の病院検索」といったサイトもあります。

そして、衛生意識があまり高くない国で多いのが、お腹を壊すことです。まず、食べ物や飲み物は注意したいものですが、どんなに気をつけていてもあたってしまうことはあります。下痢や嘔吐、胃もたれ、発熱などが症状としてありますが、その場合には現地の薬のほうが効くことが多いです。下痢と嘔吐で薬も飲めないような状況であれば、数時間で収まるはずなので、とにかく脱水だけ注意して耐えることになります。頼んでスポーツ飲料などを買ってきてもらうか、それが手に入らなければ、経口補水液をつくって対応しましょう(ネットで調べれば、つくり方が出てきます)。ホテルでも、その材料くらいは準備してくれるはずです。脱水は本当に危険なので、水分だけは取りましょう。それが収まったら、医療機関に行くか、薬局に行って症状を説明し、薬を出してもらうことになります。あたる原因もさまざまなので、検便をしてもらうと確実です。

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